海外に派遣されて仕事をする「海外駐在員」になるために必要なこと!
2020年11月16日 10時40分
日本国内にある企業から派遣されて、海外に住み現地の支社で仕事をするのが「海外駐在員」です。
海外駐在になれば日本にいたときよりも業務内容が増えますし、会社全体を管理する責任のあるポジションを任されることがあります。
それでは実際に、今後海外駐在員として働こうとしたときに必要になることや、事前に準備しておきたいこと、
そして心構えなどについて以下でみていきましょう。
- 海外赴任のチャンスがある企業を選ぶ!!
日本国内で実務経験を重ねて、将来は海外の支社で働きたいという希望をもっているときには
やはり海外赴任の候補を募っている企業を選び就職することが大切だからです。
もともと海外に支社をもっていない、または海外進出する予定がないような会社であれば、海外に派遣される可能性するゼロに等しいといえるでしょう。
- 海外に派遣されるのは一部の有望株!
会社のなかで「海外に派遣されるのは一部の有望株」だけ、といった厳しい世界でもあります。
それは、海外駐在員一人を海外に派遣すること自体が非常にコストのかかる投資であることが一番の理由といえるでしょう。
高額なコストをかけてまで海外に駐在員を派遣していることもあり、抜擢された社員には確実に結果を出してほしいという大きな期待がかかっています。
それに、この人だったらたくさんのことを経験して、会社に有益なことをもたらしてくれるだろうと高く評価されている表れでもあります。
このことからも、「海外駐在員は選ばれた人だけがなれる!」という、実力次第で開かれるチャンスともいえるのです。
- 日本国内で経験を積む時間も必要!!
「管理職」としてのポジションを担うことが一般的です。
そのため、日本国内にいたときに比べると仕事の幅が広がり、これまで以上にキャリアアップできるといった魅力もあります。
もちろん、こういった役職を任してもらうためには企業から高い評価を受けないといけませんし、
海外派遣というコストが高額になる仕事であることで確実に結果を残さなければならないといった重圧もあります。
そのため、日本国内で働いているあいだは誰よりも多くの経験を積むことが大事になります。
海外駐在員として派遣されるまでには国内で4~5年、またはそれ以上の経験が必要になることもあります。